短期間の儲けを自慢する人は滑稽

打ち上げ花火あなたは、1×10と10×1の違いがわかりますか?

この違いがわからないと、とんでもないドツボにはまってしまいます。

その辺りについて、解説しましたので、参考にしてみてください。

 

現代は「すばやく儲けること」に主眼が置かれています。

「短期間で年収●億円!」など。

しかし、これらを口にする人で、長く続く人はそう多くはありません。

なぜか?

理由は多々ありますが、一つは「税金」のことをよく理解していないからでしょう。

実は、国は、短期間で儲ける人にはペナルティを与えるような税制にしているのです。

この辺りをよく理解せずに、「短期間で儲けましょう」と口にする人は滑稽でなりません。

 

たとえば、冒頭でもお伝えしましたが、

あなたは1×10と、10×1の違いがわかりますか?

どちらも答えは同じ10です。

しかし、税制から考えると、まったく異なる見方ができるのです。

もう少し具体的に例を挙げましょう。

年収1000万円を10年間続けることと、

年収1億円を1年間だけ実現した人。

どちらが税金を高く払うかわかりますか?

答えは、後者の単発でドカンと儲けた年収1億円の人になります。

こちらの方がはるかに多くの税金を取られます。

 

ここでは、物事を簡単にするため、アバウトに所得税の計算をします。

(※詳しく知りたい方はこちらの国税庁の所得税率をご覧ください)

年収1000万円の人の所得税率は約3割で、およそ年間300万円の税金を払うことになります。

実質は、所得税控除があるので、もう少し低くなります。

これが10年ですから、支払う税金は合計で3000万円ぐらいになります。

年収1億円の人の所得税率は約5割で、およそ年間5000万円の税金を払うことになります。

実際はこちらも所得税控除があるので、もう少し低くなります。

どうでしょうか?

計算を簡単にしてはいますが、支払う税金におよそ2000万円の開きがあります。

2000万円というと、かなり大きいですよね。

ベンツなどの高級車を買えたりする金額です。

 

このように、国は、短期間で儲ける人には厳しい税を取るようにしているのです。

要するに、「長い間儲けてくださいね。短期間で消えないでくださいね。」というメッセージでもあるわけです。

その方が、長く税金を取れるわけですからね。

 

さらに、短期で儲ける人が不利な理由に、日本の税制では期の途中での役員報酬の変更はできない点も挙げられます。

たとえば、1年間で1ヶ月だけでかく儲ける人と、1年間コンスタントに儲け続ける人では、支払う税金がまったく異なるのです。

これについてはわたくしは税理士ではないので、説明を省きますが、先ほどと同じように、国は短期で儲ける人より長期間儲ける人を優遇するようにしていることが理由の一つです。

ですから、短期間で儲けましょう!という謳い文句は、いかに税制をわかっていないかと哀れで仕方ありません。

本当に生き残る人は、長期視点で「スロー」なビジネス構築を心がけます。

利益を残さない、または年収を高くしすぎないようにし、手にする儲けを先に延ばすのです。

それが、本当に賢い経営者です。

見た目の派手さや、短期間の儲けを自慢する人にはくれぐれも気をつけましょう。

作野裕樹(サクノヒロキ)

 

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