経理の呪縛。

よく、起業家で「経理は自分でやってます」という人がいる。

理由を聞くと、

「経営を把握したいから」

などと答える。

しかし、真の自由を得たければ経理はやらなくていい。

むしろ、やるなと断言したい。

なぜか?

まず、会社経営で最も大変かつコストがかかるのは何かを考えてみよう。

採用?

クレーム対応?

事務所の家賃代?

いずれも違う。

実は「新規顧客開拓」が最も大変かつコストがかかる。

だから、起業当初はこの「新規顧客開拓」に最も時間とコストを割くべきである。

起業当初はほとんどの人があなたの会社や商品を知らない。

そこで、広告を打ったり、営業マンを雇ったりするから資金がかかる。

さらに、人は初対面の人をなかなか信用しないから、信頼を得るにはどうしても時間がかかる。

また、適切な商品説明には論理的思考も必要だし、それなりに訓練も必要だろう。

 

会社を維持するために必要なお金は、お客様の財布からしか発生しない。

一日も早く盤石な経営体質にするには、お客様を増やすしかない。

倒産理由の第一位が圧倒的に「販売不振」であることからもそれは証明されている。

 

しかし、ただでさえ起業当初は営業に時間を割きたい状況なのに、経理もやっていたらどうなるか?

いつまで経っても軌道に乗らないのである。

経理をやったとしても、実際は一円も利益を生まない。

ただでさえ弱い立場なのだから、持てる資源、たとえば、お金や時間はすべて営業にぶち込む。

それぐらいやってようやく起業というのは上昇軌道を描くのだ。

また、それと同時に商品(サービス)の開発や工夫をし、品質を向上させていくことは言うまでもない。

 

何も経理は重要ではないと言っているのではない。

わざわざ社長がやる必要はありませんよと言っているのだ。

餅は餅屋に任せておけというように、得意な人にどんどん任せていけばいい。

今なら、記帳代行とでも検索すれば、格安でやってくれる業者は山ほど存在することがわかるだろう。

起業家に求められる資質の一つとしては、「委任」する力もあげられるだろう。

何もかも自分でやっていては、いつまで経っても個人事業からは抜け出せない。

 

ただし、出来上がった財務諸表ぐらいは読めた方がいい。

なぜなら、お金の流れ、現状は客観的に把握できた方がいいからだ。

 

経理の呪縛。

ここからいかに身を解き放つか。

これこそ起業家として飛躍するかのクエスト。

ということで、一日も早く会社を軌道に乗せ、自由を得たいなら、経理はやらないこと。

どんどん専門家に任していくこと。

そして、最も大変な新規顧客開拓に全精力を注ぐことが大事である。

 

作野裕樹(さくのひろき)

追伸:「自由な起業家への道。」特別レポートを無料で配布中。
当レポートは、自身20代から10年以上の経営経験、あらゆる経営戦略論の実践研究結果、年間100件以上の相談案件を基に、若くして自由な起業家人生を手にするための起業論についてお伝えしています。

The following two tabs change content below.
イキビジ事務局
イキビジ大学事務局です。イキビジ大学は、イキイキした人生を手にするための「起業」の考え方とやり方について学ぶ場です!

コメントを残す

コメントを投稿するにはログインしてください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ