起業ノウハウに頼らない。

起業する際にノウハウを頼る人は多い。

しかし、起業して成功したければ、ノウハウには頼らない方がいい。

理由はいくつかある。

 

理由その1 過去のものだから。

ノウハウに頼ってはいけない理由のその1は「過去のものだから」である。

「こうやってうまくいきました」

といったノウハウは、その時、特定の条件下でうまくったもの。

時代は刻々と変わる。

世の中とは「諸行無常」である。

まったく同じ状況でノウハウを再現することは不可能。

だから、過去にうまくいった起業ノウハウをそのまま真似てもうまくいく可能性は非常に低いといえる。

理由その2 必ずしも当てはまるとは限らない。

起業ノウハウに頼らない方がいい理由の2つ目は、必ずしも自社に当てはまるとはいえないからである。

理由の1つ目とも若干かぶるが、そのノウハウが上手くいったのは、ある特定の条件が揃ったからだ。

たとえば、Facebookで上場を果たしたマークザッカーバーグ氏の起業ノウハウを真似てみたらどうだろう?

はたしてうまくいくだろうか?

彼はハーバード大学に通っていて、たまたま女性にいい扱いを受けなくて、見返すつもりでSNSを開発。

さらに、ビジネスパートナーにもたまたま恵まれ、各大学に広がっていった。

これはあらゆる偶然が度重なって出来上がったものであり、誰しもが同じ結果を導くことは不可能である。

これが他人のノウハウを真似てもうまくいかない理由である。

 

理由その3 楽しみがなくなる。

わたくしが起業ノウハウに頼る一番の損失はこれである。

「楽しみがなくなる」こと。

起業して一番、楽しくて面白いのは、「発見」である。

「え!?こんなことしたら、こんな結果になった!」

という発見こそが起業の醍醐味。

たとえば、RPGゲームでいえば、新しい町や洞窟に行く。

新しいモンスターと遭遇する。

新しい仲間と出逢う。

こういった「新しい発見」や「出逢い」ことそが面白いのである。

それを攻略本を見ながらゲームを攻略したとして、何が楽しいのだろうか?

他人のレールに乗って何が面白いのだろうか?

答えが最初から分かってるゲームほどつまらないものはない。

だからこそ、起業時はノウハウに頼ることはお勧めしない。

 

しかしながら、起業時にノウハウを頼るメリットもいくつかある。

ノウハウに頼るメリットは?

メリット1 失敗を避けることができる

ノウハウをあらかじめ知っておけば、失敗を避けることができる。

だから、起業時にノウハウに頼る人は多い。

しかし、先ほども申し上げたが、失敗があってこその冒険である。

失敗や困難があるからゲームは楽しいのだ。

たとえば、映画を見た時、全てが上手くいく物語があったとしたら、何が楽しいのだろうか?

起業は失敗があるからこそ面白い。

メリット2 短期的に上手くいくこともある

ノウハウが全て上手くいかないわけではない。

中には、上手く行くこともある。

しかし、それは往々にして短期的なものが多い。

たとえば、facebookを使って売上が上がった!アメブロを使って儲かった!というのはその典型。

確かに短期的にどうしても上手く行きたい時にはノウハウは有効である。

ただし、ビジネスは長期戦。

短期的な成功は副作用もあることを忘れないように。

メリット3 得意分野に集中できる

まあこれがノウハウに頼る一番のメリットだろう。

苦手分野はノウハウに頼り、得意分野の研究、実践に集中する。

これは確かにありと言える。

たとえば、節税のノウハウがあったとしたら、これはわざわざ痛みを伴って学習するのではなく、あらかじめ前もってノウハウに頼るのもアリだろう。社長の仕事は節税の研究ではないのだから。

ただし、これはあくまでも「裏方」の部分だけにしておきたい。

大事な経営の根幹である「目標の定め方」「戦略作り」、もしくは「営業面」などは、ノウハウに頼るのではなく、自らの考えで楽しみながらやっていく方が望ましいだろう。

 

まとめ

ということで、起業ノウハウに頼るのは全体的にはおすすめしない。

もし、頼ったとしても部分的な面だけに留めておくことが望ましい。

起業は冒険であり、旅である。

様々な出来事が起こるし、その度に新しい発見があり、成長する。

ぜひ、それらを楽しみながら乗り越えていただきたい。

(※ちなみにわたくしは起業時にビジネス書は2冊しか読んでいない)

作野裕樹(さくのひろき)

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イキビジ事務局
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